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KAFTIのblogです。
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9月12日から3週間、フィリピンに行っていました。
こんな短かい日程で行くのは久しぶりだし、注文いただいていた製品が
できているのかわからず、ものすごい不安だったし、体調もイマイチで、
後半はツアーも決行… とにかく無事帰って来れたことだけでも
「ありがとう」の気持ちです。

数日前、マニラに大台風直撃で百人以上が死んだというのに、日本じゃ
ニュースにもなってないと聞きガクゼン。
日本のマスメディアが何を大切にしてるのか? が、こういうところで見えてくるね…
木々は根こそぎ倒れまくっているし、建設中の建物も倒れているし、久々に
停電のマニラも体験してきました。

そして日本では考えられないくらいの物価の上昇の激しさに、行くたびにボーゼン。
半年後とに5割り増しになっているバス代などの交通費、
宿泊料金なども軒並み値上げ、
私たちは去年に比べ円安で、更に2割り増し…

現地の人々も、給料や収入が増えてるわけじゃないのに、この物価上昇。
ますます貧富の差が広がるばかり…
あー…

それでも、したたかに生き抜いていくしかないんだよね。
いろんなことを笑い飛ばして生き抜いているフィリピン人に見習って、
私も元気にやっていこう。
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人の命は等しく同じ… という世の中にしたいなぁ。
誰が生まれてきても、嬉しくてありがたくておめでたい。
誰もが祝福されて、誰もが良い状況で生きられるような世の中に。

アジアで、アフリカで、世界中で、
毎分、毎秒死んでいくあかちゃんと、
昨日生まれたある人のあかちゃんとの差。

その差を直視することから、私の活動は始まるのかな。
ミンダナオでも、いつもお金がなくて、ぎりぎりまで病院に行けず、行ったときには手遅れで
死んでいった何人もの人たちを思い出す。
女性たちは大きな危険と隣りあわせで、いつもあかちゃんを生んでいる村の生活。

お金とか地位とか身分とか、
そんなことで人の命の重みが変わってしまうのは、いやだ。
その気持ちを行動にあらわしていきたい。
福祉元年というほど福祉の充実が広がりを見せた1970年代から、後退の一途をたどる
この国のサポート体制…
「国になんとかしてもらおうと思わず、自分で」
って言う人、ときどきいるけど、自分でできる状況にある幸運に感謝して、
社会福祉を悪くするための加担なんてしなくていい。

たまたま健康で元気な自分
たまたま暮らせるだけの収入がある自分
たまたまこの社会に適応できてる自分…
それは、たまたまの幸運。

選択肢が多いことが、豊かな社会だと思ってるのだけど、画一化していく強い勢力に
まかれないでなんとかやっていけるうちは、私もなんとかやっていくぞ。

というわけで、福祉は使う・使わないの選べる手厚いものがいいな~。
しかも自分たちの払っている税金で、だもん… 弱ってるとき助けてもらうのも
当たり前じゃん??

以下、ぜひ賛同してもらえたら嬉しいです。
書いてある「もやい」に直接お願いします。
(しっかし前述の人、なんで福祉の充実はずうずうしいって言って、米軍への思いやり予算や再編予算に莫大な税金投入するのをしょうがないって思えるんだろ??
人殺しにお金出す方が人助けにお金出すより良いって言ってるんかいな??
っていうか、この国はそういう人が権力を握ってるんだよね…)

+++

各位

以下の呼びかけ文にありますように、生活保護の削減に異議申し立てする集会を企画しました。
文中にありますが、
1) 10月13日参加していただける団体・個人(リレートーク方式を予定しています)
2) 賛同していただける団体・個人(団体の場合は、団体名、連絡先、個人の場合は、氏名、所属、連絡先。いずれの場合も公表が前提となりますので、公表不可の場合はその旨付記願います)
を募集します。
よろしくご検討いただきますよう、お願い申し上げます。

参加応募、賛同集約先は、
NPO法人自立生活サポートセンター・もやい
info@moyai.net
までお願いします。
9月いっぱい募集します。

たくさんの方たちの参加・賛同をお待ちしています。
よろしくお願いします。

*****

Save Our Safety-net 緊急アクション
瀕死のセーフティネットを救え!
~~生活保護費削減に反対し、ナショナルミニマムの確立を求める集会~~

【参加のお誘いと賛同のお願い】

拝啓 日ごろよりのご活躍に敬意を表します。
 すでにご存知のように、政府は先日、いわゆる「骨太の方針2006」において、生活保護費の削減等に踏み切る方針を固めました。新聞報道を見る限り、目指されているのは生活保護基準の国民年金並みへの切り下げです。しかし本来、国民年金の給付額が、生活保護水準によって示されるナショナルミニマム(健康で文化的な生活を営むために国が保障すべき最低の水準)を下回っていることの方が問題なのに、生活保護の方が「高い」と言い募ること自体が本末転倒と言わざるをえません。
 生活保護基準が引き下げられれば、生活保護を受給している人々が生活に困窮するだけでなく、生活保護費を参照しつつ算定されている各種の減免基準も引き下げられるでしょう。政府が財政難を口実にナショナルミニマムを一方的に切り下げることは、私たちの社会のセーフティネットを根幹から傷つけていくことに他なりません。
生活保護を受給している当事者からは「これでは生きていけない!」という悲鳴があがってきています。私たちは、このような政府の方針に反対し、「安心して生きていける保障」を求めて、次のような集会を企画しました。多くの方のご参加とご賛同をお待ちしています。よろしくお願い致します。
敬具
2006年8月27日

呼びかけ人(敬称略。五十音順)
★稲葉剛(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長)/★猪股正(弁護士)/★猪上輝雄(社会福祉法人青風舎理事長)/★大河原宏二(社会福祉法人青風舎事務長)/★大津恵子(移住労働者と連帯する全国ネットワーク共同代表、女性の家HELP前ディレクター)/★大部孝(司法書士・全国青年司法書士協議会会長)/★大櫛重光(救護施設あかつき地域生活支援係長)/★木村朋子(精神保健福祉士・にしの木クリニックワーカー)/★後閑一博(司法書士)/★小久保哲郎(弁護士)/★後藤道夫(都留文科大学教授)/★近藤恵子(全国女性シェルターネット共同代表)/★笹沼弘志(静岡大学教授)/★土方聖子(全国女性シェルターネット共同代表)/★布川日佐史(静岡大学教授)/★古川満寿子(全国女性シェルターネット共同代表)/★森川清(弁護士)/★山下真実子(NPO法人看護訪問ステーションコスモス理事長)/★湯浅誠(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長)


【タイトル】
 瀕死のセーフティネットを救え!
~~生活保護費削減に反対し、ナショナルミニマムの確立を求める集会~~

【とき】
10月13日(金)午後2時~4時
(集合:午後1時30分)

【ところ】
衆議院第一議員会館第1会議室
(集合:衆議院第一議員会館1Fロビー)
(東京メトロ有楽町線永田町駅、丸の内線・千代田線・南北線国会議事堂前駅下車)

【参加のお願い】
生活保護受給中などの当事者の方の発言等をお待ちしています。

【賛同のお願い】
「国・政府は安心して暮らせるだけのナショナルミニマムを責任をもって保障すべき」という集会趣旨に賛同してくださる団体・個人を募ります。特に資格はありません。賛同は公表(マスコミ等に配布)を前提とします。公表不可の方はあらかじめお申し出ください。
 賛同していただける団体・個人は、氏名(名称)・所属・連絡先(今回の集会に関する情報を流します。メールアドレス・ファックス歓迎します)を明記の上、下記までご連絡ください。

【賛同集約・お問合せ先】
NPO法人自立生活サポートセンター・もやい
http://www.moyai.net/
TEL:03-3266-5744(火曜11~21時、金曜11~17時)、FAX:03-3266-5748
Email:info@moyai.net
日本社会って私にピッタリ♪
と思って生きてる人は、世の中にどれくらいいるんだろう?

私はまったくあわない… としか思えずにず~っとやってきたので、まあ打たれ強くはあると
思うけど、やっぱり時々めげたり落ち込んだりする…

ここんとこ、とっても低調で、気が向かないことに対して
「しなくちゃいけないモード」
に、自分を押し込めるとダメになるようだ…
体調に左右されてるのもあるけど、4週間ほどハナタレが治らず、ぐずぐずしている。
そして、そういうときって、なにもかも、本当にうまくいかない。

だらけた自分もよし。
低空飛行の自分もオッケー。
よれよれの自分もあり。
なんにもしない自分もいいさ。

と、ちょっと言い聞かせながら、フィリピンでリフレッシュできたらいいな、と思ったりしている。

元気のないときの私。
元気いっぱいの私。
どちらともうまく共存していきたい。
本当は、もっと早くご報告も兼ねて書かなくてはならなかったのですが… ははは。
ま、のんびりゆっくり… お許しを。

森を増やすことと、その森とともに暮らせるような収入増を兼ねた植林(アグロフォレストリー)
を、今後も少しずつでもやっていきたいと思っています。
以下のような内容で、イベントその他あちこちで基金を集めています。

--
日本人の紙の使用量は一人あたり年間300kg以上、世界第2位です(1位はアメリカ)。
フィリピンのミンダナオ島からも沢山の木が輸入され続け、上空から見る
禿山の続く土地は、痛々しい限りです。
カフティでは微力ながらも、少しずつ森を復活させる活動を続けていきたいと
思っております。
募金や助成金等の情報を下さる方は、カフティまでご連絡ください。
募金は以下のものに、大切に使わせていただきます。

・ 住民が森を守り育てるための環境教育やワークショップ費
・ 住民が植林する際の給食費(労働力は住民が無償で提供)
・ 苗など植林をする際に必要な物の運搬代(水牛・車借り上げ費等)
・ 植林をする際に必要な用具・道具代(苗用鉢、スコップなど)
・ 現存の森から摘んでこられない苗代(果樹など)
・ 最小限の有機肥料代(鶏糞、牛糞、海藻など)
・ 植林プログラム管理費(現地NGOの経費)
--

現在のところの集まり具合は…
コミュニティカフェ展示中(6月11日~7月7日)に 7510円
リーブラ展示中(6月23日~29日)に 11359円
リーブラの港区男女共同参画週間記念フォーラム2006実行委員会より 26404円
その他直接 20050円+646ペソ
合計 65323円+646ペソ

少なくとも20万円以上は集めないとプログラムは始まらない…
来年までには集まるかなぁ…
(しかもこの中に、私の経費がまったく入ってないのも問題だなぁ…)

9月12日から3週間現地に行ってくるので、どんな形で実施できるか、
現地住民とNGOと話し合ってくる予定です。
またまた、あったか~いハートの持ち主、友人Jさんのツテで、イベントに参加出店
させてもらえることとなりました。
わ~い♪

詳しい内容がイマイチわかりませんが(ははは…)、なかなかの人出があるお祭りだそうで、
花火も上がるし、テキヤさんも大集合、とか(??)

第16回みよし祭り
http://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/news/2006-0814-1441-25.html

9月2日(土) 午後3時~9時
出店場所:三芳町文化会館(コピスみよし)
http://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/study/coppice/coppice_access.html

イベント出店は製品がいっぱい売れたり、出会いがあったり、話が弾んだりで、
楽しいことが多いけど、荷物を担いで行くのはなかなか体力勝負。
送るお金をケチらざるを得ない現状を変えたいわぁ~…
ふぅー。

現在展示中の北とぴあの展示も、
「圧倒されるね」
と、長い年月受け継がれてきた歴史を感じてもらえてるようです。
広い所だと、柄が生きるのでありがたい。
見るたびに織物の表情の違いを感じて、私も楽しんでいます。
今年はご縁があって、3回も展示会をさせていただけることになりました。
たくさんの人に触れてもらい、自然とともに培われてきた文化の尊さや深さ、
私たちがどう生きることが「丁寧な手仕事を保持する」ことにつながるのか…
などなど、感じ考えるきっかけになったらいいなぁと思います。

■展示タイトル
自然とともにある伝統織:ティナラク
http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/inform/102/010212.htm

■展示者名
ティナラク織の会『カフティ』

■展示日程
2006年8月22日(火)― 9月2日(土)
9:00~21:00(日曜日9:00~17:00)
休館日:月曜日

■展示場所
ギャラリーゆう
北区王子1-11-1 北とぴあ 6階
(JR線、南北線 王子駅すぐ)

*会場に私はおりませんので、必要があれば事前にご連絡いただければと思いま
す。
レバノンのこと、そしてイラクのこと、また世界のあちこちの紛争地帯のこと…
昨日の続きです。

私たちができることのひとつ。
ぜひこのサイトを見て、まわりに広めて欲しいです。

「注意深くお金を使うために」
http://palestine-heiwa.org/choice/list.html

「口座を変えれば世界が変わる」
http://www.aseed.org/ecocho/index.html

ボイコット(不買運動)は、非暴力で力強い活動のひとつだと思います。
私のお金で戦争を支えない。
搾取企業を設けさせない。
環境を壊す手伝いはしない。

私の関わってるミンダナオ島南部では、やはり「ドール」。
平地のほとんどがバナナ・パイナップル・アスパラガスのプランテーションに。
その広さたるや、地平線が見える勢い。
農薬で土地を殺し、最低賃金を大幅に下回る給与で労働者を使い捨てる。
ミンダナオの50%以上の土地が多国籍企業のものになっているというから恐ろしい。
私はドールやデルモンテ等、米国大企業の製品はゼッタイ買わないし食べないぞ!
と決めて、多分10年以上経ちます。
湾岸戦争後は、アメリカ製のものは出来るだけ排除・不買。
私ひとりでは全然効果はないけれど、今自分のできることだから…
『Little Birds イラク戦火の家族たち』を観た。
http://www.littlebirds.net
イラクへの米軍侵攻をリアルタイムで捉えた映像のドキュメンタリー。
製作者の綿井健陽さんは、私と同じ年だ。

きっと戦争を起こしている人たちも、戦争で儲けている人たちもこういう現状を知っているの
だろう。

腕がなくなり
足がなくなり
皮膚がただれ
目が見えなくなる…

子どもが殺され
家族が殺され
友人が殺される…

それでも戦争する側にいるのはなぜなのか?
その人たちにとって、その現状はなんの意味も持たないのか?

ほかにも思い出すこと。
市民活動とか、NGOの活動とかは、日々の生活を大切に、現状を少しでも良くしたい、というところで動いていることが多い。
その大前提にあるのは「戦争反対」だと思っていた。
でも、NGO関係者でも、アフガンやイラクへの米軍侵攻前に「戦争反対」と言わなかった人を、私は何人も知っている…
あのすべてを破壊する行為を認めて、どうやったら矛盾を感じなくて済むの?

「多少の犠牲はしょうがない」
という人は、自分が犠牲になってからも言えるのか?
そんな遠くから勝手に「しょうがない」って言えるなんて、何様なんだろう?

映画では『人間の盾』として現地で活動していた女性が出ていた。
とてもりりしく、米兵に対しても正面からモノを言う強さ。
人を殺そうとする人もいれば、人を守ろうとする人もいる。
黙って加担する人もいれば、黙ることで防ごうとする人もいるだろう。
何かせずにはいられなかった彼女の思いが画面からあふれていて、私は勇気のつぶを
受け取った。

世界の軍事費の数パーセントで飢餓がなくなったり、子どもに必要な医療が可能になったり、環境保全も進むという。
今、世界でいろんな問題がこんなにも山積みなのに、戦争なんてしてる場合じゃない、と
どうして思えないのか?

どうして?
という問いを、これからも追求し続ける自分でいたい。
ずっとNGOとか、なにかしらの活動に関わってきたから(かれこれ20年くらいになるのかな…? ううむ、あきっぽい私にしてはすごいことだ…)こんな入門書は別に読まなくても… って思ってたんだけど、図書館で目に入って、ぱらぱらと見てたら、なんと、じわ~っと涙が!!
はまってしまった。

「やってみよ! 国際ボランティア」
長谷川まり子 著  双葉社  1500円+税

著者は旅関係の本を出しているので、旅好きな私としては、そちらの方で何冊か読んではいたんだけど、私も知ってるNGO「ラリグラス・ジャパン」で活動されてたとは!
ビックリしました。

「ラリグラス・ジャパン」
http://www.laligurans.org/

この本、著者が活動に関わるようになっていった経緯と、なんで世界のあちこちでNGOが活動しているんだろう? という疑問に答える内容で、面白く読みやすい。
「そうなんだよねぇ…」
と、何度も思いながら読み進みました。

私の“動いている”原点は、
「なんで? どうして?」
という疑問。
「なんで私はおなかいっぱいごはんを食べることができるんだろう?」
「どうして私は外国にも行けたりするんだろう?」
「なんで私は安心して眠れる場所が当たり前のようにあるんだろう?」
「どうして私は好きなことをしたり、ぼ~っとしたりしてもいい自由があるんだろう?」
なんで…? どうして…?

自分とは違う境遇の人と出会うたび、話を聞くたび、映像で知るたび、頭の中でぐるぐると廻る疑問。
たまたま私が日本に生まれただけで…

だから、そのたまたま手に入れた特権を、せめて自分だけじゃなく使いたい。
内容や結果はたいしたことなくてもいい。
無理せず、等身大でできることをちょびっとでも。
1秒でも、1ミリでも、やらないよりやった方が良い。
いつもそう思ってます。

昔はちょっとガムシャラで空回りしてた(苦笑)んだけど、今は、
「自分も大事、みんなも大事」
という風になってこれたので嬉しいです。
どんな形で続けられるかわからないけど、私らしく
泣いたり笑ったり怒ったりぐるぐるしたり
しながらやっていけたらいいな。

というわけで、原点をしみじみ感じた本でした。
どうもありがとう。


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