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たかだかマニラから4時間の距離ですが、それでも飛行機という、いまだに
自分の感覚ではあの重さが飛ぶ、ということが信じられないものに乗るのもあって、
無事に帰ってこられると、毎回ホッとします。
そして暑い半そでの日々のあと、帰国後すぐに雪降るかなりの寒さを体感。
ビリビリする寒さを感じることさえ『ありがたい』…
生きている、ってステキです。

私の生活はかなりエコ(というか、ビンボ~…)で、部屋には
こたつしか暖房器具がない。
冷房もキライだから、フィリピンでも冷房のあるホテルでさえ冷房をつけない。
一度快適な生活をしてしまうと、厳しい状況に耐えられなくなるのでは…
という私の危惧は当たっていて、実は今回の村の滞在はかなりしんどかった。

眠ることは重要、と最近意識し始めて、今まで人のお下がりの布団(!)を
使っていたのだけど(それも10年以上… ひえ~、自分ながら
ちょっと恐ろしいオンボロさであった…)実は昨年11月に新調したのでした。
あー、新品布団の気持ちよさ…
部屋が寒くても、ぬくぬくの喜び…

現地の暮らしは、布団どころか、すべてのことに 『こだわり』 など持てない
レベルの、日本からしたら最低限以下の生活だ。
さすがに竹ベットにじかに寝る、ということはしていなかったのだけど、
敷き布団には、うすい食器洗いのスポンジのようなもの1枚で、かけ布団も
シーツのようなものを重ねるだけでは、標高千メートルの山では寒くて眠れない…
日本と違って、バンブーハウスは風がビュービュー通る通気性のよさ…。
(しかも干しておいてくれなかったために湿気ていて、かなりの間
洗っていなかったようで虫までいた… とほほ)
今回の滞在は、忙しいのに眠れず、本当につらかった…

帰国後初の睡眠は15時間ストレート!
一回も目が覚めずに寝続けてしまった…

日本の生活と両極にある現地の生活…
どちらにも適応できる柔軟で健康な身体を持たなくては。

運動がキライで、ナマケモノの私。
しかし、体力の衰えをひしひしと感じる旅だったので、今年の目標は体力向上。
毎回40キロ~50キロの荷物を担いで往復するのだから、それをやりつづける
体力・筋力はせめて保持しよう。
日々の中で、ちょこちょこ運動を意識しようと決意新たに。

帰りの荷物も50キロ近くあったけど(今回、フィリピン航空はマイルが
たまっていたのもあって、ランクが上がったので、この1年は30キロまで
チェックインできることになったのだ! よし!)製品全部は持って帰れず…
自分の服もほとんど置いてきたんだけどね…
ま、織物ができてなかったので、また3月行くことになり、とにかく次回も
がんばって担いでくるぞ。
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