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KAFTIのblogです。
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秋、嬉しい季節です。
この時期に日本に居られる喜び(だって何もかもがおいしいんだもーん)
四季の豊かさを感じる季節です。

朝夕がだんだん寒くなりつつあり、夜、寝る前に熱いお風呂に入れる幸せは、
なにものにも代え難く、しみじみありがたいと感じるとき。

実はフィリピンといえば常夏の南の島… なのですが、私の関わる先住民の地域は
山奥、標高千メートルを越すところもザラで、すご~く寒かったりもします。
それでも現地の人たちは、布一枚で寝てたりするんだからすごい… しかも
バンブーハウスは風を通しまくり、雨も吹き込んだりします。
山だから雨も多い。
雨に濡れて寒くて震えながら、何度
「ああ、ここで熱いお風呂に入れたら…」
と思ったことか!!

現地の人たちも栄養状態がいいわけではないし、子どもたちはすぐ風邪を引いたり
病気になったりする。
からりと乾いた清潔な服の替えがないおうちも多く、だから資源ごみの日に大量に
捨ててある、まだ十分着られる服を見ると素通りできない私が居る。
ここ数年、人からいただく古着で私の部屋(と廊下)はダンボールの山… とほほ。
苦しい矛盾(物をムダにしたくないということと、気持ちよく過ごせる部屋にしたい
ということのせめぎあい)に疲れてる私…
(私の整理下手もあるのだろうが… が、しかし物が捨てられない病をここ十数年間
なんとか変えたいともがいているのに… うむむ)

お風呂に入るときも、あの寒い場所で生き抜いてる人たちを思うと、熱いお風呂に
入れる自分を申し訳なく思ったりする。
そんな風に思う必要はないのにね… 自分が気持ちよく生きることと、
誰かの状況のことに思いを馳せるのは両立できるはず…

自分の当たり前にある「特権」に感謝しつつ、自分の生活も大切にしつつ、現地の人に思いを馳せよう。
私のできることをちょびっとでいいからやり続けよう。
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まずは私の敬愛する友人のブログの9月16日付けの写真をご覧くださいませ。

ジュンコねえさん!今日も頑張る!!
http://ameblo.jp/junkonet/

私を通してティナラクを知って、何かで使えないものか… と考え続けてくれた結果が、
こんなにステキでかっちょい~ものに!
すばらしいわぁ…

このジュンコおねえさま、いくつになっても熱い情熱、愛あふれる心意気を持った
敬愛する人生のセンパイのおひとりですが、このセンスの良さ。
教えて~、どうしたら磨かれるの??

帰国後にこんなステキなプレゼントでお出迎えを受けて、とても感激いたしました。
この衣装でいつか開かれるであろう江藤さんのパンフルートのコンサートも楽しみ~♪

次回現地に行くときにはこの写真を織手さんたちに見てもらおう。
こんな風に広げてくれてる人がいるんだよって。
来年半ばにはなんとか始めたいなぁ… と、少しずつ募金を集めている植林プログラム。
今回の訪比の目的のひとつに、このプログラムをどこでやるかの現地下見があった。

現地NGO[PFP : Partners for First People]のカバーしているいくつかの地域の中でも、
なんとか一日で往復できる所(つまり長時間歩いたりしなくてもたどりつける)で
始めてみようか、ということに。

場所はスララ町・タラヒック村・アッパータラヒックという所。
よそからの移住者が6割を占めてしまっている村だが、なんとかうまく共存しているという、
ティボリ民族の村。

昔は木々があり、狩猟生活で豊かに暮らしていたが、70年代から始まった伐採や移住者の
開墾・焼畑等で、かなりの禿山に…
ううう… いつも聞く話だ…

樹幹に果樹を植え、将来的にはその収穫からの収入を得る植林。
木が育つまでは、その樹幹を畑として活用し、収入を図る。
木と共存できる植林で、村みんなで食えるようになるのが目的。
もちろん有機。
ここではミミズを飼う土地の肥沃化を検討中です。

しかし、思っていたよりもお金がかかりそうなことが、下見前後の話し合いにて確認されることに。
レートにもよるけれど、1ヘクタールにつき7万円くらい。
ただ植えるだけならもっと安く済むけど、ちゃんと育つまでのフォローアップや、村の人々への環境教育等を含めると、少なくてもそれくらいにはなってしまう…
むむむ。
今集まってるお金ではたったの1ヘクタールしかできない…
がびーん…
候補地は40ヘクタールもあるのに…!!

その村から六つの山(というか、丘)が連なっているのが見えるのだが、そこも予定地の
ひとつ。
一山5ヘクタールくらい。
誰か、一人一山引き受けるぜ、という人を紹介してくださ~い。
9月12日から3週間、フィリピンに行っていました。
こんな短かい日程で行くのは久しぶりだし、注文いただいていた製品が
できているのかわからず、ものすごい不安だったし、体調もイマイチで、
後半はツアーも決行… とにかく無事帰って来れたことだけでも
「ありがとう」の気持ちです。

数日前、マニラに大台風直撃で百人以上が死んだというのに、日本じゃ
ニュースにもなってないと聞きガクゼン。
日本のマスメディアが何を大切にしてるのか? が、こういうところで見えてくるね…
木々は根こそぎ倒れまくっているし、建設中の建物も倒れているし、久々に
停電のマニラも体験してきました。

そして日本では考えられないくらいの物価の上昇の激しさに、行くたびにボーゼン。
半年後とに5割り増しになっているバス代などの交通費、
宿泊料金なども軒並み値上げ、
私たちは去年に比べ円安で、更に2割り増し…

現地の人々も、給料や収入が増えてるわけじゃないのに、この物価上昇。
ますます貧富の差が広がるばかり…
あー…

それでも、したたかに生き抜いていくしかないんだよね。
いろんなことを笑い飛ばして生き抜いているフィリピン人に見習って、
私も元気にやっていこう。
本当は、もっと早くご報告も兼ねて書かなくてはならなかったのですが… ははは。
ま、のんびりゆっくり… お許しを。

森を増やすことと、その森とともに暮らせるような収入増を兼ねた植林(アグロフォレストリー)
を、今後も少しずつでもやっていきたいと思っています。
以下のような内容で、イベントその他あちこちで基金を集めています。

--
日本人の紙の使用量は一人あたり年間300kg以上、世界第2位です(1位はアメリカ)。
フィリピンのミンダナオ島からも沢山の木が輸入され続け、上空から見る
禿山の続く土地は、痛々しい限りです。
カフティでは微力ながらも、少しずつ森を復活させる活動を続けていきたいと
思っております。
募金や助成金等の情報を下さる方は、カフティまでご連絡ください。
募金は以下のものに、大切に使わせていただきます。

・ 住民が森を守り育てるための環境教育やワークショップ費
・ 住民が植林する際の給食費(労働力は住民が無償で提供)
・ 苗など植林をする際に必要な物の運搬代(水牛・車借り上げ費等)
・ 植林をする際に必要な用具・道具代(苗用鉢、スコップなど)
・ 現存の森から摘んでこられない苗代(果樹など)
・ 最小限の有機肥料代(鶏糞、牛糞、海藻など)
・ 植林プログラム管理費(現地NGOの経費)
--

現在のところの集まり具合は…
コミュニティカフェ展示中(6月11日~7月7日)に 7510円
リーブラ展示中(6月23日~29日)に 11359円
リーブラの港区男女共同参画週間記念フォーラム2006実行委員会より 26404円
その他直接 20050円+646ペソ
合計 65323円+646ペソ

少なくとも20万円以上は集めないとプログラムは始まらない…
来年までには集まるかなぁ…
(しかもこの中に、私の経費がまったく入ってないのも問題だなぁ…)

9月12日から3週間現地に行ってくるので、どんな形で実施できるか、
現地住民とNGOと話し合ってくる予定です。
またまた、あったか~いハートの持ち主、友人Jさんのツテで、イベントに参加出店
させてもらえることとなりました。
わ~い♪

詳しい内容がイマイチわかりませんが(ははは…)、なかなかの人出があるお祭りだそうで、
花火も上がるし、テキヤさんも大集合、とか(??)

第16回みよし祭り
http://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/news/2006-0814-1441-25.html

9月2日(土) 午後3時~9時
出店場所:三芳町文化会館(コピスみよし)
http://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/study/coppice/coppice_access.html

イベント出店は製品がいっぱい売れたり、出会いがあったり、話が弾んだりで、
楽しいことが多いけど、荷物を担いで行くのはなかなか体力勝負。
送るお金をケチらざるを得ない現状を変えたいわぁ~…
ふぅー。

現在展示中の北とぴあの展示も、
「圧倒されるね」
と、長い年月受け継がれてきた歴史を感じてもらえてるようです。
広い所だと、柄が生きるのでありがたい。
見るたびに織物の表情の違いを感じて、私も楽しんでいます。
今年はご縁があって、3回も展示会をさせていただけることになりました。
たくさんの人に触れてもらい、自然とともに培われてきた文化の尊さや深さ、
私たちがどう生きることが「丁寧な手仕事を保持する」ことにつながるのか…
などなど、感じ考えるきっかけになったらいいなぁと思います。

■展示タイトル
自然とともにある伝統織:ティナラク
http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/inform/102/010212.htm

■展示者名
ティナラク織の会『カフティ』

■展示日程
2006年8月22日(火)― 9月2日(土)
9:00~21:00(日曜日9:00~17:00)
休館日:月曜日

■展示場所
ギャラリーゆう
北区王子1-11-1 北とぴあ 6階
(JR線、南北線 王子駅すぐ)

*会場に私はおりませんので、必要があれば事前にご連絡いただければと思いま
す。


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