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昨年、必死に裏紙を使って、プリンターで刷って配っていたリーフレット。
インク代と印刷代があまり変わらない (下手するとインク代の方が高い…!)
ということに気がつき、昨年末に一万枚、刷りました。
表面が4ページ建て、A4 を折って手渡す形にしています。
(裏は、植林募金のチラシ)
そういえば、リーフレットについて、このブログで書いてなかった…
と気がつき (遅いよ~)、以下、文章を書き写します。


ページ1

ティナラク織の会
KAFTI (カフティ)

(楽器を鳴らす女性の写真)

フィリピン・ミンダナオ島に暮らす
先住民族ティボリの、
昔々から受け継がれてきた伝統織物
“ティナラク織” を通して
自然とともに暮らしている人々とつながり、
私たちの生活・生き方を
考えるきっかけにしたい…
それが、この会の設立目的です。


ページ2

ティナラク織って…?

フィリピン・ミンダナオ島南部に暮らす、
先住民族ティボリの、女性たちによる芭蕉布。
アバカ (糸芭蕉) の繊維を結わいて、長い長い
糸玉を作り、草木染めし、腰機で織り、最後は
艶出しのため宝貝でなめす。仕上げまで
約3ヶ月、自然の知恵が詰まった手織物。
分業が進んでしまった現在、1人の人が全工程を
手がける織物は、世界でもほとんど残っていない。
100種類以上もある伝統模様は、
夢のお告げを織り込んでいる、といわれる。
フィリピンを代表する伝統文化である。

(ティナラク織の柄の写真)


ページ3

ティボリ民族って…?

フィリピンは、『7千の島々に8千の言葉がある』
といわれる多民族国家。ミンダナオ島には、
イスラム系の13民族 [Bangsa Moro]
非イスラム系18民族 [Lumad Mindanao. ティボリ含]
他島から移住してきたフィリピン人など
が暮らしている。中でもティボリ民族は、
森の恵みとともに暮らしてきたのだが、
70年代からの外国企業 (日本含) による森林伐採で
食べていけなくなり、一時期は絶滅の危機に瀕した。
現在では国連の定める、貧困ライン以下の生活に
とどまっているものの、NGOや宗教グループ等の
活動により、他民族より識字率も高く、
文化継承が比較的されている、という一面もある。

(高床式バンブーハウスの写真)

ページ4

私たちが毎日の生活の中で出来ること…

・ フィリピンや他の国の人々の生活を知り、
   私たちの生活とどうつながっているのか、
    考える&誰かとおしゃべりする
・ 自然を壊すものを出来るだけ買わない、
   使わない、作らない、支持しない
・ ちょっとでも、ひとつでも、
   (社会に/誰かに/自分に)いいことをする
・ ゆっくりと流れる時間を感じる
・ 手間ひまかける、ちょっと不便を楽しむ
・ 今あるもので暮らす (リユース、リメイク、リサイクル)
・ あきらめない

カフティは、ティボリ語で「蛍」。
きれいな水と空気の中でしか
生きられない蛍と
共存できる社会に…
と、願いを込めました。

大好き! 憲法9条

KAFTI 連絡先: 森田奈美
TEL&FAX: ○○○○
Email: fiunum(at)w7.dion.ne.jp
Web: http://kafti.michikusa.jp/

このリーフレットは、古紙100%の紙と大豆インクを使用しています。
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