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大変なことが起きました。
原発反対運動関わってきた私たちからすると、
「恐れていたことが現実になった」
ということになる。

まずはこれ以上被害が広がらないように、現場の方々のがんばりに
期待と願いを送り続けます。
そして、被災された方々が、少しでも早く心安らかな環境に戻れるように、
とても強く願っています。

私自身、ブログを書いたり、何かアクションを起こすということが
できなかったのは、かなりストレスを受けていたのか、鬱っぽく
無気力に落ち込んでいるような、どうしようもない焦燥感のような
感情にとらわれていた感じがしています。
地震の翌日から身体中に蕁麻疹のようなものが出て、全身が
かゆくてたまりません。

地震が起きたとき、私は自宅近くの駅の前に居て、商店街の建物が
右に左に、まるで草やチューリップが風で揺れるように揺れ続けるのを、
不思議な光景として見続けていました。
商店やタクシーの運転手の人たち、私のような通りすがりの人たちが、
なんとなく駅前に集まって、その揺れる町並みを見続けていました。
これがこの30年くらいの間に起こるだろうといわれていた、
関東大震災の幕開けか、と…

あんなすごい揺れ方だったのに、建物が無事なのがすごい、と
揺れが収まったあと家に着くまでの間に家々の町並みを見ながら
感心していました。
揺れの続く中、帰り道に出てらしたあるご家族の方と少し会話のあと、
「よく落ち着いて冷静でいられますね!」
と言われましたが、顔は冷静でも心の心底ではきっと、
「どうしたらいい? どうしたらいい?」
と答えの出ない質問を自分に繰り返していたように思います。

余震がずーっと続く中、震源地から遠く、また内陸側に住んでるものにとって、
揺れよりも怖いのは原発だ、ということがメールでもらえる情報によって
分かってきました。
私はテレビのない生活をしているので、くだらない(または嘘が多い)
政府会見や変な情報に惑わされず済んで良かったと思っていますが、
インターネットには本当に助けられました。

まず、普段から地道な活動をされている 『原子力資料情報室』 が
記者会見をはじめ、重要で有益な情報提示をされています。
http://cnic.jp/
(このホームページから各ビデオ視聴に飛べます)

今起きていることを、真実を提示すること、その上でどのような
選択ができるか対策を提示すること、本来なら政府がやるべきことが
まったくされてないために、このような非営利の団体に大きな
期待がかけられます。
この関係者の方々はいつ寝てるんだろう? と思うくらいがんばって
いらっしゃるので、本当にありがたく感謝です。

また、チェルノブイリへの支援活動を続けてこられた医師の鎌田寛さんのブログ、
今回のことについて「原発事故」というタイトルでずっと書かれています。
ぜひこの 1 からお読みください。
http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-2443.html

これからの日本(そして世界も、だけど)を、本当の意味で安心で安全な、
住んでいて幸せと思える社会にしていく大きな転換期に。
まずはエネルギー政策の転換。
大きなお金を使う価値のある事業で、復興支援を強めて欲しい。
自然エネルギーや、日本の誇る技術で再生可能エネルギーを増やして
原発はすべて廃止の方向に。
もちろん米軍の原子力空母も即刻なくして欲しい(まずは本国にお帰りいただく)。

原子力をエネルギー政策の中心に据えた政府や、各電力会社は、
本当にちゃんと反省して、この経験を生かした今後に進んで欲しいと思います。
原子力と生物は共存できない。
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